タグ: ふうちゃん

幸運の白龍_________________________No.0122__16.09.01
　　　　　　　　　　　　　　　　http://www.tomato-tanmen.com
季節の野菜をたくさん召し上がっていただける中華料理店

今日のメニュー
●　黒服の貴公子登場
●　9月以降の季節メニュー
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●　9月の営業予定

●　黒服の貴公子登場

おはようございます！　ふうです。

先日白龍トマト館に行ったら、ふっと扉が開きました。
おやっと思うとそこには、すらっと背が高く
ちょっと猫背な、少女マンガに出てきそうな貴公子が
黒い服を着て、眼鏡の奥に涼しい目をして
「いらっしゃいませ」と言いながら
立っているではないですか。
ここはシャネルかエルメスか？
どうも、、、と言って入ると貴公子がニコッ。
いったいどうした〜と思いながらカウンターに座る。
いつものように奈々ちゃん登場。
「ね、ね、あの人新しいバイト？」
「そうよ」
「高級店のドアマンみたいにドア開けてもらった」
「それはたまたまね」
「たまたま、、」
「そうたまたま。そんなことしろなんて言ってないもん」
「もう、ドキドキしちゃった。言われてないことでも
してくれるんだね」
「そうね。アルバイト募集をやったら男の子が集まって来て
いま女子が不足中なの」
「そうなんだ。私がアルバイトに来ちゃおうかな」
「なんで？」
「貴公子にお近づきになるために」
「そうなの？　オフィスレディーの方がもてるみたいよ」
「えっ？　なんで？」
「あの年代の男の子には最近、お疲れ女子がもてるんだって」
「お疲れ女子？」
「そう、会社勤めでちょっと物憂げで、椅子に座ると
ハアッてため息つくようなちょっと年上の女性が
人気なんだって」
「そうなんだ。じゃあ、お疲れ女子に似合いそうな
夏バテ防止になるような夕飯を下さい」
「ちょうどいいのをはじめた。
穴子と季節野菜の甘酢あんかけはどう？」
「それにご飯とスープね」
「もちろん」
しばらく待っていると出てきました。
https://www.tomato-tanmen.com/whitedragon/16-09-01/
お疲れ女子を演じながら食べてみます。
「これ、アマナガトウガラシね。ひと口食べると甘くて辛い
人生のような味なのよねぇ」
「ああ、このカボチャ、
伊豆の川辺で食べたのを思い出すなぁ」
「ズッキーニ、噛むとなぜか切ないのよねぇ」
「穴子、穴子かぁ、
オートバイに乗せてくれた彼が好きだったけど、
それはいまは脇に置いておこう。はぁ」
すると私の秋波が通じたのでしょうか。
貴公子が何かを持ってやってきます。
「お水はいかがですか？」
「あ、お願いします」
貴公子がコップを持って水を注ぎます。
トクトクトク。
見てしまいました。白くて細い指。
「ありがとう」
きっとニコッとしてくれたんだろうけど、
恥ずかしくて顔を見られませんでした。
穴子と季節野菜の甘酢あんかけ、税込み1300円。
甘くて酸っぱい。

ふうでした、またね〜♪

追伸
店主あいさつのページ、新しくなりましたよ。
https://www.tomato-tanmen.com/whitedragon/greeting2016/

●　9月以降の季節メニュー
・秋野菜のサクサク揚げ
ナスやレンコンなど、秋野菜をサクサクに揚げて
提供いたします。野菜の内容はその日の仕入れによりますので
お問い合わせ下さい。

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サービスいたします。
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●　9月の営業予定
9月は12日(月)、13日(火)、14日(水)と
少し遅い夏休みをいただきます。
19日(月・祝)は敬老の日なので営業し、
翌日20日(火)を代休とさせていただきます。
それ以外の週は通常通り、月曜日定休とさせていただきます。

次号は10月1日（土）に配信いたします。
配信エラーにより、届かないことがございます。
２日間過ぎても届かない場合は
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幸運の白龍_________________________No.0119__16.06.01
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今日のメニュー
●　白龍トマト館の個性とは？
●　6月以降の季節メニュー
●　メルマガ会員様特典
●　6月の営業予定

●　白龍トマト館の個性とは？

おはようございます！　ふうです。

ついに「幸運のおまけ」から「幸運の白龍」に書く場所の
格上げです。ばんざーい。
でも、本編に登場したからと言って、
いままでの調子を見失うことなく、
私なりに突っ走っていきますのでよろしくお願いいたします。

今年もそろそろ冷麺の季節です。
白龍トマト館の冷麺と言えば、冷やしトマト麺ですね。
あの繊細な味に胸がキュンキュンするので、
先日カウンターで食べながら奈々ちゃんとお話しました。

「最近何かいいことあった？」
「そうね、最近、新宿のビア&カフェ・ベルクに行ったの」
「ビア&カフェ・ベルク？」
「そう。何年か前にここの本が出て、興味を持ったんだけど
　ずっと行ってなかったんだ」
「そのお店の何に興味があったの？」
「小さなお店なのにいろんな工夫がしてあるのよ。
　それでいつ行ってもお客さんでいっぱい」
「そうなんだ、それで行ったら期待に違わなかったわけね」
「そう。たまたま隣に相席になった人が、私と全く同じものを
　注文していてお互いびっくりしてお話しちゃった」

そんなこと言われたら興味がムクムク。
数日後にふうも行ってきました。
本当に狭いお店。座れるテーブル席のほかに
立ち飲みするカウンターがありました。
入ったときはテーブル席に座れるかと思ったけど、
注文している間にいっぱいになり、
カウンターでエーデルピルスを立って飲みました。
おつまみはポークアスピックです。
もちろんおいしかった。そしていろいろとなるほどと思いました。
カウンターで飲んでいると、目の前にはいっぱいの文字。
いろんな食材の蘊蓄が書かれていたのです。
それらを読んでしまうとつい次には
そこに書かれているものが食べたくなる。
なるほど〜、白龍トマト館もこんなふうにしたらいいかも。
と思いつつ、でもなとも思う。
それぞれのお店には個性があるから、ただ真似しても仕方ない。
白龍トマト館の個性とは何かに思いを馳せる。

たとえば冷やしトマト麺。
https://www.tomato-tanmen.com/whitedragon/16-06-01/
澄んだスープにほのかな味わい。それがトマトの風味を引き立てる。
麺もカンスイを使わない素直な味のもの。
そうやって繊細な味にこだわるから、スーブの些細な工夫も
心に沁みてくる。
トッピングに乗っている細切りのゆで豚とその下にある
キュウリとの組み合わせも絶妙。
そこににんにく醤油がわずかにしみているネギの
ポイントが高いのよねぇ。
去年まではにんにく醤油をたらすだけだったけど、
今年は進化したのね。
スープに入ったパクチーやネギ、ザーサイのみじん切りも
見事な組み合わせ。
トマトの角切りをレンゲですくうと、
スープの味と絡んで身がよじれるほどおいしい。
この繊細さが身上よねぇ。

海老巻揚げなんか、カリッとかじった瞬間、
皮のパリッとした歯ごたえと、
中にあるエビのプリッとした歯ごたえが零点数秒差で感じられて
そこに大葉の香りがプンとするの。
こういう繊細な食感がいいのよねぇ。
奈々ちゃんはこういう繊細さでお客様にも接しているんだな。
何度奈々ちゃんのお話にすくわれたことか。
同じように繊細な文章を私も書かないとなぁ。
そうそうそういえば、7月から海老巻揚げと手羽先揚げが
値上げになるそうです。
海老や手羽、そして揚げ油の高騰で、どうしても数十円ほど
値上げせざるを得ないそうです。
七月になるまではがんばって据え置きますので、
食べたい方は値上げ前にぜひどうぞ、とのことです。
こういうお話、私には繊細に伝えられないのよねぇ。
どうしたらいいのかしら。
人生経験を積むといいのよね、そうよ恋だわ。
恋をしようって、、、短絡よね。
納豆の婚活パーティーを思い出した。

シノさんが海老巻揚げを食べる映像はこちら。
https://www.tomato-tanmen.com/whitedragon/movie/ebimakiage/
ママさんが手羽先揚げを食べる映像がこちら。
https://www.tomato-tanmen.com/whitedragon/movie/tebasakiage/
時間があるときにでもご覧下さい。
食べたくなったら七月前にどうぞ。
そのほかにも、冷やしトマト麺のPR映像はこちら。
https://www.tomato-tanmen.com/whitedragon/pv-hiyashitomatomen/

ふうでした、またね〜♪

●　6月以降の季節メニュー
・冷麺３種
冷やしトマト麺のほかにも、以下の冷麺三種を
6月1日から三週間ずつ交代に出していきます。
　第一期　清龍麺　　　　　1370円
　第二期　すだち香る冷麺　1370円
　第三期　ゴマだれ冷麺　　1370円
お楽しみに。

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●　6月の営業予定
6月は通常通り、月曜日定休とさせていただきます。

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第44回　カツカツ婚活、パクパクパクチー

おはようございます！　ふうです。

あの、気づいたらもうすぐ20代が終わるんです。
うちの父は「もうすぐ大晦日だよ」なんて言うんです。
放っといて欲しいんですけど、事実だから仕方ないんですけど。
この怒りというか、悔しさというか、なんでしょうね、
やりきれない感情をどうにかしたいんです。
そこで父に婚活開始宣言をしました。
でもですよ、宣言したのはいいんですけど、
いままで仲良しだった男性たちにいきなり
「結婚を前提にお付き合いください」とは言えませんし、
どうしたらいいんでしょう。
この性格ですから、突然色仕掛けというのも
相手になんか失礼な気がします。
どこかにいい方はいらっしゃらないでしょうか？
贅沢は申しませんが、収入がしっかりしていて、
家族をしっかり守って下さって、まじめで、
ギャンブルなどにははまらず、浮気せず、
私と一緒にあの世に行くまで楽しく暮らして下さる男性が
いいのです。
こう書くと、かなり贅沢なのかもしれません。
ふう。
先日、こんな話を奈々ちゃんにしたら、
「そうよねぇ、私も結婚前はいろいろと悩んだな」って
まあそうなんでしょうけど、もうしっかり過去形なのですよね。
で、これは恥ずかしいから書かないでおこうと思ったけど、
書いちゃいます。
婚活パーティーに行ってきました。ぎゃー。
「謎の婚活パーティー」ということで、
行く先は当日まで秘密でした。
見知らぬ男性に会う、しかも知らない場所で会う、という
二重のドキドキがあっていいかもと思って申し込んだのですが、
行ってびっくり玉手箱。
行った先がなんと、水戸の納豆工場でした。
嘘でしょう〜〜と思いました。バス降りて絶句でした。
みんな大笑いでした。
工場見学して、納豆食べて、お土産もらって帰りました。
私の小指につながっている赤い糸は、
納豆のネバネバなのでしょうか？
笑いごとではないのです。
ピンと来る男性もいなかったので、収穫は三種類の納豆のみ。
大粒、定番、ひきわりです。クーッ。
その晩はお酒を飲んで寝ました。
後日、奈々ちゃんにそのことを報告に来たら、
「じゃあさっぱりしたパクチーの料理でも食べたら」
というので、いかと黄ニラとパクチーの塩炒めをいただきました。
ビールと一緒に食べていたらちょっと元気になりました。
パクチーを噛むとあの華やかな香りがお口に広がります。
いかと黄ニラのほかにもしめじ、えのき、ヤーコン、
パプリカ、ヒメタケなんかが入ってました。
写真はこちら。
https://www.tomato-tanmen.com/whitedragon/16-05-15/
とてもおいしい。だけど日によっては組み合わせが変わるとのこと。
その日の組み合わせは一、二週間で変わる、
同じ組合わせはもうしばらくできないというので、
同じのもうひとつ頼みました。
しかも、まったく同じではなくパクチー増量で憂さを晴らしたいと
シノさんに「パクチーもっと、もっと」と無理言ったら
「そんなに入れたら値段が高くなっちゃうけどいい？」っていうから
「金に糸目はつけない！」と思わず叫んじゃいました。
今度はカメ出し紹興酒と一緒にパクチーいっぱいのをいただきました。
こっちもおいしかった。
そうだ、ここで悲しい報告とうれしい報告を。
まずは悲しい報告。
実は、この「幸運のおまけ　♪」この44号で打ち切りとなります。
44回も読んでいただき、ありがとうございました。
(;_;)　うるうる。44回もよく続きました。
ときどき「ふうちゃんの原稿、面白いねぇ」と言って下さる方がいて、
そのたびに奈々ちゃんに教えていただき感激してました。
応援ありがとうございました。m(_ _)m
では、もうひとつのうれしいご報告。
実は、「幸運の白龍」の原稿を、年に四回ほど
任せていただくことになりました。
ばんざ〜い。
ますますがんばって書いちゃいます。
ということで、これからもふうの原稿は続きます。
いつまで書かせてもらえるかな？
応援よろしくお願いしま〜す。♬

明日から三日間、ゴールデンウィークの代休となります。
16日〜18日の月、火、水が代休です。
白龍トマト館のお料理を三日間も食べられないなんて
我慢できない！という方は、
今日ぜひいらしてください。

ふうでした、またね～♪

「＊次回の配信は2016年6月1日（水）を予定しております。
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