幸運の白龍 No.0212 24.03.01

幸運の白龍_________No.0212__24.03.01
    https://www.tomato-tanmen.com
季節の野菜を
  たくさん召し上がっていただける
           創作中華料理店

今日のメニュー
● 彩り店舗の人気増
● 3月の季節メニュー
● 3月の営業日のお知らせ

● 彩り店舗の人気増
おはようございます。キタです。
コロナで街の活気が失せていましたけど、それが次第に復活しつつあるように思います。でも、以前とはまたちょっと違うような感じも見受けられます。

何が違うんだろう?

平日限定で、おすすめメニューに載ったときにだけ食べられるという「彩り野菜の塩炒め」を目の前に、カメ出し紹興酒のお燗をチビリチビリとしながら考えました。
https://www.tomato-tanmen.com/whitedragon/24-03-01/#Anchor-96000

街を歩くと目につくのは、まずはチェーン店です。スケールメリットを活かしたチェーン店は不景気でも強いようです。特に株を公開しているような会社のお店はきっとスケールメリット以外にも優れた点があるのでしょう。その結果、個人で開いているようなお店は目立たなくなっているような気がします。

でも、ときどき繁盛しているお店もあるんですよね。何が違うんでしょう?

そういえば、昔どの駅にもあったような普通のお蕎麦屋さんが最近減ったような気がします。僕がまだ若かったころ、「食べ物に興味がある」というと、何人かに「蕎麦屋をやれば?」と言われたことを思い出しました。当時は飲食店といえば、蕎麦屋か寿司屋か、中華くらいしかなかったんですね。w しかも今のようにたくさんはないので、間違いなく稼げたんだと思います。ところがバブルの頃にいろんなお店が出るようになった。すると利用客にとっての選択肢は蕎麦屋か寿司屋か中華ではなくなったんですね。いろんな工夫のあるお店がたくさんできました。そうなってくると、かつての一般的な蕎麦屋や寿司屋や中華は、取り残されることになったのでしょうか。ここまで考えて、なるほどと思いました。

蕎麦屋は今もありますけど、人気の蕎麦屋はいろんな工夫があります。手打ちそばであることはもはやスタンダードで、ほかにも蕎麦前が豊富だとか、蕎麦粉の生産地にこだわっているとか、なかには自分で蕎麦を育てているお店もあります。そういうところは確かに美味しい。美味しいの判断材料にそのようなこだわりがあるのが大きいことなのでしょう。

ちょっと前に『本屋、ひらく』という本を読みました。今は出版不況だとか言われています。特に本はネットで探して買う人が増えたようで、本屋の売り上げはかなり下がっているようです。そんななか、あえて本屋を開く人たちがいます。そういう人たちが何を考えて本屋を開いているのかが読める本でした。

今はいろんな本屋があるんですね。昔は本の流通会社は限られていましたけど、今は少ない点数でも流通してくれる小さな流通機構が増えたようで、個性的な品揃えができるようになったことと、意欲のある書店店主が現れてきたからのようです。意欲のある書店店主は、もしかしたら出版不況という逆風がなければ現れてこなかったかもしれません。本が好きだから工夫を重ねる。そういう人にチャンスが与えられる世の中になったのかも。

そう考えながら「彩り野菜の塩炒め」を食べると、心に響いてくるものがあります。アスパラガスや蓮根、ズッキーニ、そら豆、カリフラワーやウドなど、日によって異なった野菜が8〜10種類ほど、ただ単に塩炒めされているように思えます。でもこれ、野菜によって下ごしらえが違うはず。しかも、どの野菜が美味しいか、仕入れの際に考えて、それらを組み合わせたときにおいしくなるように考えられているはず。

こんなことシノさんにいうと、「適当に入れただけですよ」ときっと言われるだろう。でも、何十年も経験のある料理人と、素人のいう「適当」では、意味が違う。

野菜をひとつずつ味わって、じんわり感じるキタでした。

● 3月の季節メニュー
・春の惣菜 510円(税込)
普段のメニューで漬物の項目に、一緒に「春の惣菜」を入れることにしました。
お酒のあてや、食前のアペタイザー的にお召し上がりください。
日によって変わりますが、
そら豆と高菜漬けの炒め和え
蕗味噌掛け豆腐
菜の花入り白龍のおからサラダ
など、春の訪れを感じられる惣菜をご用意します。
もちろん、セロリ漬けや大豆もやしと春の惣菜を半分ずつ2種盛りにすることも出来ます。
こちらの写真は「そら豆と高菜漬けの炒め和え」です。
https://www.tomato-tanmen.com/whitedragon/24-03-01/#Anchor-96500

● 3月の営業日のお知らせ
3月の店休日は
4日(月)、5日(火)、
11日(月)、
18日(月)、19日(火)、
25日(月)、26日(火) です。

17時から営業の日は
1日(金)、8日(金)、12日(火)、15日(金)、22日(金)、29日(金)となります。

20日(水)は祝日のためランチタイムは定食メニューはなく通常メニューで営業いたします。

こちらに営業日を表示したカレンダーがございます。
http://bit.ly/tomatancal
サイトがダウンした場合は、作成したカレンダーをこちらからも見ることができます。
https://calendar.google.com/calendar/embed?src=uad39qeo46vrt9thc9ppkprs2k%40group.calendar.google.com&ctz=Asia%2FTokyo

Googleで「白龍トマト館」を検索すると、Googleサイト内のお店の紹介ページで営業時間が見られるようになっていますが、そこに表示されている営業時間には、臨時休業などが反映されていません。
なので、白龍トマト館のサイトにあるカレンダー(http://bit.ly/tomatancal)をご覧になるか、お電話によるお問合せをお願いいたします。
お電話はこちらまで。
03-5988-7330

次回の配信は2024年4月1日(月)となります。
2日間たっても届かない場合は
info@tomato-tanmen.com
までお問合せ下さい。


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『白龍の門』を利用して発行しています。
ご登録・解除の連絡は
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https://www.tomato-tanmen.com

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幸運の白龍 No.0206 23.09.01

幸運の白龍_________No.0206__23.09.01
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今日のメニュー
● 手間が楽しい
● 9月の営業日のお知らせ


● 手間が楽しい
おはようございます。キタです。

先日、白龍に行きましたら、入口階段脇の雑草がキレイに抜かれていまして「手入れしたんですね」と奈々子さんに聞いたら、「それがね、、、」とお話してくれました。

何年か前まで白龍でアルバイトをしてくれていたTさんが、最近家族を連れていらしたそうです。そのとき一緒に来たおばあちゃんが、「玄関に雑草が生えてるね」というので、「はい、そのうち草むしりします」と答えたら、「今度やってあげるね」というので、そのときは丁重にお断りしたそうですが、数日したある朝、綺麗になっていたのだとか。

「有難いお話ですね」

「そうなんです。申し訳ないんです」と奈々子さん。

「そういえば、すこし前に話をうかがった毎日来るおばあちゃんはその後どうしてますか?」

「あ、Oさんね。今もいらしてますよ。仕込みの時間にいらして、お話して帰っていきます。帰っていくときに『また明日』って挨拶していたら、ある日『ごめんなさいね、もう歳だから、毎日くるのは辛くなってきた』と言って、数日に一度になりました。『また明日』って私が挨拶するから毎日いらしていたみたい」と言って笑った。

「毎日来なさいって命令するつもりなんかなくて、ただ挨拶と思っていたんだけど、それを律儀にとらえていただいたみたい。『いらっしゃれるときだけでいいんですよ』ってお伝えしたら『でも来ないと暇で張り合いがないのよね』って」

なんかいい話に聞こえました。する必要はないかもしれないけどやってあげ、しかもそれが楽しいという感覚。奈々子さんも仕込み中なら忙しくて相手なんかしてられないって普通なら思うだろうに、話相手をしてあげる。そういう繋がり、大事だなと思いました。

「なんか新しい季節物あります?」と聞いたら、「限定胡麻ダレ冷麺」を始めたといいます。ホームページのメニューには「特製胡麻ダレ冷麺」というのが、季節メニューに掲載してあるのですが、その「特製」という言葉を「限定」に変えたんだなと思っていましたけど、出てきたのを見て「確かに限定だ」と思いました。

写真はこちら。
https://www.tomato-tanmen.com/whitedragon/23-09-01/

以前の冷麺とはトッピングが違います。しかも、自分で選んで載せるタイプ。

「トッピングのゴーヤとかコリンキーとか、載せたくないという人がいるかなと思って」

私はいくつか単独で味わいたいものをトッピングしていただいてから、ドチャッと全部載せました。

ところで、白龍の胡麻ダレはとても美味しい。単に美味しいのではなく「ホッとする」んです。普通のお店の胡麻ダレは芝麻醤(チーマージャン)にスープを加えて味を整えるところが多いようですが、白龍は胡麻からすべて手作り。作り方を簡単に聞きました。

1.胡麻を鍋で炒る。
2.炒った胡麻をミキサーで細かくする。
3.胡麻油とサラダオイルを混ぜ、それを熱して2.にかける。
4.3.を練って練ってネリネリして滑らかにする。
5.4.に調味料を足して味を整える。

このように作るので一日5食程度のタレしか作れないそうです。

「なぜもうすぐ夏が終わるというときに冷麺を新しく提供するの?」

「6、7、8月と冷やしトマト麺をやってきたでしょう。あれ、人気なのはいいけど手間なのよ。それで、お得意さんはもう二度、三度と食べていただいているから、胡麻ダレもやってみようかなと」

「手間がかかるのをやめるときに新たな手間を増やす?」

「まあ、そうね。だからシノさんにはやらなくていいよと言われる」と笑っていました。
胡麻ダレの仕込み担当は奈々子さん。
奈々子さんの苦労を思ってシノさんは「やらなくてもいい」という。
この二人のやり取りでバランスを取っているんだなと思いました。

Tさんといい、Oさんといい、シノさんも、奈々子さんのまわりにはお人よしが集まるようです。

キタでした。

● 9月の営業日のお知らせ
今月は、久しぶりに長期のお休みをいただきます。
9月4日(月)から12日(火)まで。
ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。
9月18日は月曜ですが国民の祝日なので、その日は営業し、翌19日(火)にお休みをいただきます。
その他は月曜日定休と火曜のランチがお休みということで営業いたします。

こちらに営業日を表示したカレンダーがございます。
http://bit.ly/tomatancal

Googleで「白龍トマト館」を検索すると、Googleサイト内で営業時間が見られるようになっていますが、そこに表示されている営業時間には、臨時休業などが反映されていません。
なので、白龍トマト館のサイトにあるカレンダー(http://bit.ly/tomatancal)をご覧になるか、お電話によるお問合せをお願いいたします。
お電話はこちらまで。
03-5988-7330

次回の配信は2023年10月1日(日)となります。
2日間たっても届かない場合は
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