幸運の白龍 No.0087 13.10.01

幸運の白龍_________________________No.0087_13.10.01
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季節の野菜をたくさん召し上がっていただける中華料理店

今日のメニュー
● サルナシで最後のじぇじぇ?
● 10月の季節メニュー
● メルマガ会員様特典
● 10月の営業予定

● サルナシで最後のじぇじぇ?
9月の終わり、築地へ仕入れに出た調理スタッフシノサンが
「今日さ~、サルナシが売ってたよ。サルナシのこと憶えてる?」
と夏の思い出を振り返るように言うので、
「サルナシ?ってナンダッケ? ナンダッケ?」
とつぶやきながら思い出せば、
そうそう、あれは夏のはじめにいただいた
「キルフェボン」のフルーツタルトにのっていた果実のことでした。
https://www.tomato-tanmen.com/whitedragon/13-10-01/
色とりどりの果実が所狭しと飾られた見事なタルトでした。
彦麻呂だったら、
「果実の宝石箱や~!」
もしくは「フルーツの仮面舞踏会や~!」
いやいや「タルトさん満員御礼や~!」
とかなんとか叫んだりするかもしれない。
その中でマスカットのようでいてキウィのような
甘酸っぱいシトラスグリーンの果実がサルナシでした。
あのサルナシをもう一度果物として食べてみたい!
そう思いたってシノサンの言ってた売り場へと買いに行きました。
サルナシの写真はこちら。
https://www.tomato-tanmen.com/whitedragon/13-10-01/
ところが売り場にあったサルナシは
タルトにのったプルプルっとしたみずみずしいマスカットの見た目と違って
皮は産毛のないキウィみたい。しかも熟しすぎてしなびたかんじです。
売り場のお兄さんに「これしなびてませんか?」と聞くと
「そんなもんだよ、おねえさん」と気にとめる様子もなし。
「皮ごと食べれるの?」
「あ~、いけるいける」
そういいながら値引きして手渡されてしまいました。
お兄さんホントかよぅ? なんで安くしてくれたんだろう?
オマケさえいぶかしんでしまったのですが、まずは一粒。
ん~なんというか食べごろをちょっとだけ過ぎたキウィという感じ。
芳香が南国フルーツのようでとても強くて甘い香り。
添えられた説明書きを読みながらもう一粒いただく。
キウィのようだと思った通り、
サルナシはキウィフルーツの原種なんですね。
「完熟してやわらかくなった頃が食べ頃です」
「直接口にして指で皮から実を押し出すようにしてお召し上がりください」
お兄さん、皮は食べないらしいですよ。いい加減だなぁもう。
タルトにのっていたのとはだいぶ違うけれど、
しなびたころが食べ頃なんだ。
もう少し酸味があればいいのにな。
ママさんは「あんまりおいしくなーい。もういらない」だって。
買ってきた手前、私は3~4粒口に運ぶ。
「焼酎漬けにする場合は硬いままの実を利用します」
香りが良いから焼酎漬けにしたら美味しいお酒になるかもね。
上手に指でつまんで実を押し出せるようになってきたぞ。
・・・で説明書きの最後の行を読んで
「じぇじぇっ!?」となった。
「一度に食べる数は2~3個くらいにしてください」
「じぇじぇじぇ~、結構食べちゃったよう。
 なんでなの? どうなるの?」
なぜ2~3個までなのかという説明書きはないのである。
気になるから調べてみたら、
どうやらたんぱく質を分解する酵素が強いため
粘膜が荒れてしまうらしいです。
舌が痛くなったり、お尻がかゆくなるとか。
さて次の日です。
舌が痛くなったりお尻がかゆくなったりもせずホッとしましたが
急に口の周りが乾燥したようにヒリヒリしているので
どうやらサルナシのせいかもしれません。
NHKのあまちゃんはもう終わっちゃいましたね。
これからは秋が深まるばかり。
タルトからサルナシに一喜一憂し、「じぇじぇじぇ~」と
アキちゃんの真似をするのも最後になりそうです。

● 10月の季節メニュー
・ナスとインゲンの衣揚げ山椒風味  840円
さくさく衣に隠れた野菜の歯ごたえとジューシーさに加えて
炒めたネギや鷹の爪、ニンニク、山椒などの
スパイスが絶妙な一品です。
昨年はご宴会メニューにも大活躍。
ビール、紹興酒にバッチリ合うのです。
脇に添えられているネギとニンニク入りの酢醤油も
味を引き締めるアクセントとなりますので
お好みで付けてみてくださいね!
ナスがメインのひと品なので、今年はインゲンの他に違う食材が
添えられるかもしれないという調理スタッフのシノサン情報です。
https://www.tomato-tanmen.com/whitedragon/13-10-01/

・牡蠣入荷(予定)
秋冬の味覚の牡蠣漁が始まり次第、
牡蠣の炒め物や麺をご提供していく予定ですので
お楽しみにお待ちください。
ホームページのお知らせにて入荷次第UPいたします。

● メルマガ会員様特典
ご来店の上、お食事いただく会員様には、
レモネードを含めたソフトドリンク1杯 または
自家製杏仁豆腐おひとつをサービスさせて頂きます。
今月のメルマガ配信画面とわかるものをご提示のうえ、
スタッフまで「メルマガサービス」とお申し付けください。
お会計時にレジにてサービスさせて頂きます。

● 10月の営業予定と連休のお知らせ
14日(祝・月)は営業いたします。
代休として15日(火)がお休みとなります。
また10日(木)の夜は2階フロアが満席に近いご予約を
いただいております。
ご来店の際はお電話にてお問い合わせ
いただくのが確実です。ご了承ください。
その他は月曜定休で通常営業いたします。
よろしくお願い申し上げます。

次号は11月1日(金)に配信予定です。
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2日間過ぎても届かない場合は
info@tomato-tanmen.com
までご連絡ください。
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幸運のおまけ ♪ No.0024 11.05.15

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第24回

おはようございます! ふうです。

自分では買わないもので、これは絶対素敵!
と思えるものをもらうととってもうれしいですよね。
たとえば最近これが欲しいなぁと思ったのは
キル フェ ボンの「宮崎県産完熟マンゴーのタルト」。
見ただけでおいしそうと思います。
だけどなかなか食べられない。
なにしろ 1 piece で1890円です。
丸ごとホールで買うとなんと17,955円。
自分で食べると考えると高過ぎです。
普通のサラリーウーマンには
よっぽどのことがないと無理です。
でもそこがお店のうまいところ。
白馬の王子様が買ってくれるのにこれほどいいものは
あ・り・ま・せ・ん。
私のボーイフレンド候補者に申し上げます。
私を口説きたいならマンゴータルトよ。
ああすっきりした。
もしマンゴータルトがだめでも、
白イチゴのタルトでも許してあげる。
ホールで11,970円。
ま、安いでしょ。

前回の「幸運の白龍」に
アサリの酸ラータンメンが載っていたので
食べにいきました。
カウンターに座って注文したらシノさんが、
「ふうちゃんは味に繊細だから汁そばのほうがいいと思うよ」
と言うのです。
なにその汁そばって?と聞くと、
「ママさんと喧嘩しながら作ったんだ」
と得意げです。
「なんで喧嘩したの?」
「もちろんアサリの酸ラータンメンもおいしいけどさ、
あれってアサリの味がよくわからなくなっちゃうんだよね。
辛くて酸っぱいじゃん。
せっかくいいアサリを仕入れたんだから
その良さを引き出さないともったいないって喧嘩したの」
「それで?」
「それでアサリの汁そばってのを作ったんだ。
スープをあっさりとさせて、アサリの味を引き出す。
アサリだからあっさりね」
なにオヤジギャグ飛ばしてんだと思いながらも聞きました。
「ママさんはOKだしたの?」
「ママさんはさぁ、OKなんて出さないんだよ。喧嘩した手前。
だけどメニューに載ったんだからOKってことじゃないの?」
「じゃあそれ食べてみる」
「あいよー」
シノさんはウキウキしながら作ってくれました。
「はい、これがアサリの汁そば」
写真はこちら。
https://www.tomato-tanmen.com/whitedragon/11-05-15/
一口すするとパッとアサリの香りが広がります。
「おいしい!」
「だろ! 俺はこっちのほうが白龍っぽいと思うんだ。
もちろん酸ラータンメンにアサリが入るのって
それはそれで贅沢でおいしいんだよ。
辛さと酸っぱさの奥にアサリのうまみが隠れていてね。
でもさ、アサリだけの味もいいじゃん。
絶対これが好きって人がいるよね」
「いるいる」
アサリのほかにターサイ、ねぎ、黄ニラ、えのき、ゆずなど
繊細な食材たちが柔らかい味のハーモニーを作っています。
「すごい、シノさんこんなの作るんだ」
「なにね、いつもここにお世話になっているからね。
白龍らしい味がちょっとはわかってきたんだな」
私がニッと微笑むとシノさんはさらに言いました。
「ちょっとだよ」
マンゴータルトをさっそうと買って来てくれる彼氏もいいけど
はにかみながらおいしいものを作るシノさんも素敵だなぁ。。。
でも、彼氏にはしないけど。

ふうでした、またね~♪

「*次回の配信日は2011年6月1日(水)を予定しております。
配信エラーにより届かないことがございます。
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