幸運の白龍 No.0191 22.06.01

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● シャクシャクな夢
● 今月の会員様特典
● 6月の営業日のお知らせ

● シャクシャクな夢
おはようございます、キタです。

ある朝起きたら、とても心地いい自分がいるのに気づきました。はて、どうしたんだろう? と考えていると、いい夢を見たことに気づきました。ところが、どんな夢を見たのか思い出せない。いい夢を見たのにその内容が思い出せない。悔しかったので、しばらく思い出すように努力しました。するとふと、何かおいしいものを食べたような気がしました。

それはなんだ?
思い出しそうで思い出せない。
朝ご飯の味噌汁をいただこうとして「そうだ」とつぶやいてしまいました。
女房が「どうしたの?」と聞くので、「いや、寝起きに夢を見てな、なんかとてもおいしいものを食べたような気がしたんだ。ところがそれがなんだったか思い出せなくてさ、さっき思い出しかけたけど、忘れた」と言ったら笑われました。

朝ご飯が終わる頃にはすっかり夢のことを忘れかけていたのですが、食後に歯を磨いていたら思い出したのです。そのときのシャクシャクな食感を。

あれはなんだったんだろう?

感覚というのは不思議なもので、一度「シャクシャクな食感」と名前を付けると、それは忘れにくくなります。夢を思い出すのに「シャクシャクな食感」と言葉を思い出すと、靄に包まれていたものが少しはっきりとします。

その日は少し暑い日でした。女房がまた友達と夜に会合があるとかで、一人で白龍トマト館に行きました。月に何度かそういう日があるおかげで、僕は心置きなく白龍トマト館の味を堪能できます。

「シャクシャクな食感」の話をすると奈々子さんは「ちょうどシャクシャクなおつまみがありますよ」というので頼んでみました。出てきたのはこちら。

https://www.tomato-tanmen.com/whitedragon/22-06-01/#Anchor-90000

左が「白ウリとミョウガの浅漬け」、右が「千切りジャガイモの前菜」です。漬物の二点盛りのようにいただきました。「千切りジャガイモの前菜」は漬物ではないのですが、値段は漬物と一緒だそうです。両方とも確かにシャクシャクしています。

「千切りジャガイモの前菜」に僕は興味を持ちました。千切りのジャガイモがシャクシャクに感じるのです。「生か?」と思いましたが、シノさんによると「茹でたし、炒めた」とのこと。「茹でて炒めてこの食感」が僕には謎でした。ジャガイモの千切りを茹でたら柔らかくなります。それはこんな食感ではないはず。そのあとに千切りネギと塩とお酢を混ぜて炒めるときに、フライドポテトの表面のようにパリッとするのでしょうか? でも見た目は揚げられてパリパリなジャガイモには見えません。凄い技だなと思いました。もちろんシャクシャクでおいしいのです。

「白ウリとミョウガの浅漬け」は白ウリを薄く切ってミョウガと合わせ、塩で揉み込むというシンプルな作りですが、夏を思わせてくれます。

夏といえば、白龍では「冷やしトマト麺」と「とうもろこしと豚挽き肉のレタス包み」の季節です。ビールが終わったらこのふたつを頼もうかと思いましたが、まだ作ってないとのこと。くー、残念。「とうもろこしと豚挽き肉のレタス包み」が6月7日、「冷やしトマト麺」は6月15日から解禁の予定だそうです。

夏を求めていた僕は生ビールを追加し、レバニラきくらげ炒めを食べたあとで冷やし中華を頼みました。デザートにいつもの杏仁豆腐を頼もうかと思ったら、南国を思わせるマンゴープリンがあるではないですか。

https://www.tomato-tanmen.com/whitedragon/22-06-01/#Anchor-90500

マンゴーの香りを楽しみながら、マンゴープリンのスムースなのどごしと、ときどき混ざるマンゴーの果実を感じ、南の島に行きたいなと切実に思いました。新型コロナのおかげで飢えていたのです。夏には海に行き、おいしいものを食べる。スイカの甘さと噛み心地、冷たいそうめんに載った薄切りのキュウリやネギミョウガ、懐かしいアイスキャンディーの歯ごたえ。珊瑚があるような青い海にダイブしたい。

今年の夏は素敵な思い出ができるといいな。

キタでした。

● 今月の会員様特典
お店でお食事いただいたひとグループ様に2点までミニ杏仁豆腐を差し上げます。
ご来店いただいた全員が会員様というグループには申し訳ないのですが、2点までのサービスとさせていただきます。
その代わり6月のあいだは毎日ご来店いただいても特典をご利用いただけるようにいたします。
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● 6月の営業日のお知らせ
さっそくですが、本日6月1日はお休みをいただきます。
前号でお知らせしたとおり、5月30日(月)の定休日と31日の臨時休業と合わせて、三連休をいただいています。
それ以外は、現在も火曜のお昼は営業せず、夜のみの営業です。スタッフが少ない日は2階席のみのご案内となるかもしれません。

月曜日は定休日です。

混雑のためお電話になかなか出られないこともございます。15時~17時の間にお問合せくださるとありがたいです。

ホームページに営業予定カレンダーがございます。急な変更があることもございます。ご来店の際はご確認下さい。
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次号は2021年7月1日(金)に配信予定です。
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● 珍竹の思い出
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● 珍竹の思い出
こんにちは。キタです。

レバニラきくらげ炒めを食べたあとにスペシャルチャーハンに行こうと思ったのですが、汁物が欲しくて奈々子さんに何かいいものないかと聞きました。すると「ゆずワンタンなんかどうですか」と言われ、それを頼みました。一人で欲張って、あれもこれも食べたいおじさんにはちょうどいいサイズです。でも、このサイズのものを一つ一つ丁寧につくるって手間だし、大変だろうなと思いました。
ゆずワンタンの写真はこちら。(五個入り、税込660円)
https://www.tomato-tanmen.com/whitedragon/22-02-01/
細切りのネギ、細かく削ったゆず。つるんとしたワンタン。醤油ベースのスープ。それでふと思ったのです。白龍の居心地の良さってなんだろう?と。

このところなんか世の中が殺伐として来たなと思うことがあって、少し前に友人にそのことを話したんです。そしたら哲学科出身の彼はこんなこと言ったんです。

「人はみんなふたつのことがあると、必ずどちらがより良いかを考えるからね」と。

それのどこが悪いのか全くわからなかったので何度も質問したんですけど、結局意味がよくわからなかったんです。彼はこんなことを言ってました。

「ふたつの違いを認識するだけでいいんだよ。優劣を決めることでいろんなものの違いに、優劣という幻想が付随してしまう」

そのことを話したら、勘のいい奈々子さんは以前江古田駅のそばにあった珍竹という中華料理屋さんのことを思い出してくれました。

珍竹はかつて江古田通りにあったカウンターだけの中華料理屋さんでした。ご夫婦二人で営業なさっていて、10席程度のカウンターはいつもほとんど満席でした。奈々子さんは、お客さんがみんな肩を寄せあうようにして食べていたそこのアットホームな雰囲気が好きだったので、どうしたらそんな雰囲気になるのか質問したそうです。すると意外な答えが返って来ました。

「お客さんの名前は覚えないの」

接客業ではお客さんの名前を覚えるのは基本の一つです。なぜそれをしないのか。奈々子さんはさらに質問したそうです。

「だってお客さんの名前って、しばらくすると忘れるでしょう。覚えているお客さんと覚えてないお客さんといると、覚えていないお客さんはきっと面白くないだろうから、もとからみんな名前は覚えないの」

普通なら、より良いのは接客業の基本を守る「お客様の名前を覚えること」と考えそうですけど、珍竹ではカウンターだけですから、目の前のお客様の顔を見て、「はい、どうぞ」とやればそれで十分だし、そうするほうがみんな安心していられたのでしょう。

なるほどなぁと思っていたら、奈々子さんはこんなことを言いました。

「このところコロナの件でアクリル板の仕切りがあるでしょう。お客さんの顔が見にくいし、カウンターでのお話もしにくい。仕方ないことだとは思うけど、お客様には申し訳ないと思います。こんな状態でもお客様に来ていただけて、とてもありがたいと思っています」

ゆずワンタンの香りに浸りながら、もの思うキタでした。

● 今月の会員様特典
お店でお食事いただいたひとグループ様に2点までミニ杏仁豆腐を差し上げます。
ご来店いただいた全員が会員様というグループには申し訳ないのですが2点までのサービスとさせていただきます。
その代わり2月のあいだは毎日ご来店いただいても特典をご利用いただけるようにいたします。
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● 2月の営業日のお知らせ
月曜定休の他に、8日(火)まで、火曜日はお休みをいただきます。
それ以降はその時の事情を勘案いたしますので、ご来店の際はカレンダーをご確認ください。

ホームページに営業予定カレンダーがございます。
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次号は2021年3月1日(火)に配信予定です。
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