幸運の白龍 No.0092 14.3.01

幸運の白龍__________________________No.0092_14.3.01
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季節の野菜をたくさん召し上がっていただける中華料理店

今日のメニュー
● 天然酵母でパン作り
● 3月の季節メニュー2点(3月中旬発売予定)
● 消費税増税による表示価格変更・価格改定のお知らせ
● 3月の営業予定

● 天然酵母でパン作り
「せっかく手間暇かけて実をほぐしてジュースにしたのに
廃棄するのはもったいないね」
ザクロのシーズンも終わりに近づいた2月の終わりのことです。
この冬おススメメニューだったザクロジュースを仕込みすぎて
ペットボトル約1本分を発酵させてしまいました。
フタを開けるとプシューッと炭酸が湧いて
かすかにアルコール臭もしています。
スタッフと一緒にもったいないと言いながら
ザクロジュースから酵母菌を起こせるだろうか?
という話になりました。
どうして酵母菌の話に飛躍したかいうと
2月初めにママさんの自宅で
ふうちゃん&留学生スタッフのジュンツォさんと
ドライイーストを使ってパンを焼いたときに、
ジュンツォさんが日本に来て初めて焼いたパンが美味しかった
という話を聞いたのでした。
ジュンツォさんの故郷では小麦粉は
蒸したり揚げたりすることが多いけれど、
オーブンで焼くという発想がなかったみたいです。
そのとき彼女は自家製酵母で作るパンの本を私達に見せてくれました。
「私、図書館で借りたこの本に興味があります。
このようにしてパン作ってみたいです」
本の内容は、まずリンゴやイチゴなど
身近な果実の発酵の力を借りて発酵菌を含む発酵水を作り、
それと小麦粉を混ぜて出来たふくらし粉で
パンを焼くというものです。
「ええ!? パン作り初心者がいきなり自家製酵母からなんて
ムリじゃない?」
という私とふうちゃんに彼女は熱く語るのです。
「日本に来て初めてドライイーストを購入しました。
故郷では余った生地をとっておいて発酵させたものを
新しい粉に混ぜて包子(ポウズ=肉まんのこと)などを作ります」
「それってイースト菌みたいに膨らませるタネってこと?」と聞くと
「そうです。地元では醗面(ファミェン)といいます。
ただ、それに果実やハーブの発酵水を混ぜるというのは故郷では
聞いたことが無いです。だから面白いしやってみたいと思いました」
なんか説得力のある話ですがそんなに簡単に上手くいくのかな?
と返事に窮しているところへママさんの思い出話が加わります。
「ああ、昔恵比寿にあった四川料理学校という所に通っていたとき、
小麦粉を発酵させたタネを使った肉まんの実習をしたことがあった。
一度だけね」
季節や気温によって発酵にかかる日数や仕上がりが違ったりするので
実習では経験教材として一度しか触れなかったそうです。
ママさんは貴重な体験をしたようですね。
自然な発酵ダネを扱うということは
日本でいえばぬか漬けのぬか床を毎日管理するようなもの。
ぬか床の様子をみながら糠を足したり塩をいれたり掃除して
空気にふれさせたり。
野菜を入れたら食べなきゃいけないし、
放っておいたらカビが生えてしまいます。
とすれば毎日の食卓に根付いていなければ出来ない手仕事なのでしょうね。
故郷で小麦粉を主食にしているジュンツォさんにとっては
小麦粉の発酵もまた日常の生活と共にあるという訳なのです。
彼女がレシピ本を頼りにリンゴでチャレンジしようとしていた所に
丁度良く微発泡したザクロジュースが出てきたといことで
まずはそれで作ることになりました。
ザクロジュースから酵母菌を起こして面倒をみること5日間。
ザクロ酵母は毎日面白いようにブクブクと発酵して、
もっちりなめらかな酵母ダネが完成しました(*^^)v。
ちょっとすっぱいザクロの匂い。
アルコールの入ったヨーグルトみたいです。
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いよいよこれを使ってパンを焼いてみよう!
出来あがったパンはこちらの写真です。
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ほんのり桜色に焦げ目がついてとてもきれい。
ザクロの香りもパンの香ばしさに混じってスンと鼻をくすぐります。
表面はパリッとしていますが、ずっしりと重量感があります。
肝心なお味は・・・
美味しい! ちょっぴり酸っぱくて噛むと押し返すような弾力。
噛めば噛むほど小麦粉の甘みや酵母の旨味が出てきて
もうトレビア~ン(^u^)。
何より焼きたてを食べられるというのは幸せです。
「初めてにしてはうまく焼けたよね! ね?」
と満足げな私の横でジュンツォさんはモグモグしながら何か考えています。
「(モグモグ)おいしい。(モグモグ、、)
でもちょっと胃に重たい感じね。(モグ、ゴクン)
もう少し何かフワフワにしたい。」
おお、さすが小麦粉の使い手はもう次のレベルアップを考えているようだ。
彼女は今、条件や配合を変えてリンゴを発酵させる所から挑戦しています。
しばらくの間、お店のオーブンはパンで忙しく稼働することになりそうです。

● 3月の季節メニュー2点(3月中旬発売予定)
・筍と高菜漬け、鶏胸肉のタンメン  1100円(4月以降の価格は未定)
新筍がでたら春はもうすぐ。
歯ごたえとえぐみのある新筍が早く使いたくて待ち遠しいですね。
筍の食感と軟らかくて淡白な鶏胸肉を
高菜漬けとニンニク、唐辛子で旨辛く味付けてタンメンに乗せました。
豚肉ベースのタンメンに鶏肉の旨味も加われば美味しさも倍増です。
新筍が使えるようになったら味や食感を生かしたメニューをご用意し、
ホームページ、ツイッターなどでお知らせいたしますので
それまでもう少しお待ちください!
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・そら豆と豆腐、海老のスープ煮炒め 1260円(4月以降の価格は未定)
鹿児島県からはもうそら豆が出荷されていますね。
旬の先取りでこちらも春待ち食材を使った彩り豊かなおススメメニューです。
そら豆の翡翠色と海老の赤みとそれを引き立たせる豆腐の白。
優しい塩ベースのスープにとろみを付けて炒め煮しています。
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● 消費税増税による表示価格変更・価格改定のお知らせ
4月1日より消費税が8%に上がります。
食材の仕入れ価格もどのように変動していくか注目事項ですが、
これからも美味しくて安心できる食材をご提供していきたいと考えています。
つきましては段階的に今後も消費税の変更があることを踏まえまして、
メニュー表示を4月から今までの内税表示から外税表示に変更いたします。
また、一部メニューのボリューム調整や単価設定の見直しをすることで、
少人数のお客様にもお腹と相談しながらご安心して、
白龍おススメメニューをより楽しんでいただけるようにと
検討を重ねている最中でございます。
結果としてはそのまま消費税が上乗せされるメニューと、ボリューム調整によって
価格の変更があるメニューが出て参りますが、皆様の毎日の食事やハレの食事が
楽しく美味しい時間となりますよう努力して参りますので
どうぞご理解下さいますようお願い申し上げます。

● 3月の営業予定
今月は通常通り月曜定休で営業いたします。
なお21日(金)の春分の日は祝日にあたるので
ランチタイムの定食メニューがありません。
通常メニューをお楽しみください。

次号は4月1日(火)に配信予定です。
配信エラーにより、届かないことがございます。
2日間過ぎても届かない場合は
info@tomato-tanmen.com
までご連絡ください。

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幸運の白龍 No.0076 12.11.01

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今日のメニュー
● ざくろの季節
● 11月の季節メニュー
● 会員様特典
● 11月の営業予定

● ざくろの季節
今年も頼んでおいたざくろがお店にやってきました。
カリフォルニア産の大きくて真っ赤なざくろは色も味も濃厚で
ジュースにするととっても美味しいのです。
昨年まで国産のざくろもブレンドしていた時期もありましたが、
国産は優しい甘みに勝って酸味が強く、
入荷時期にばらつきも出るので
今年からカリフォルニア産を注文していたのです。
つい先だってお客様から「ざくろジュースまだない?」
と聞かれたばかりだったので
「あ〜、もう一週間早ければお客様に間に合ったのに残念〜!」
と文句をいいながらも、ざくろの実をもじり始めます。
この作業はママさんをはじめ、
手のあいたアルバイトスタッフにも手伝ってもらって
一粒一粒実をはずしていくというとても手間のかかる作業を経て、
ミキサーにかけられ、濾してボトル詰めされます。
ワイングラス一杯のジュースを取るのに、大きなざくろおよそ一つ分。
単純にサイドメニューのソフトドリンクとして売りたいのであれば、
ざくろ果汁ジュースを仕入れたほうが早いではないか?
そもそもこれだけコストをかけたら高価になってしまうのでは?
と飲食業の方には特に言われてしまうのですが、
一度このフレッシュなざくろジュースを味わってしまうと、
市販されているざくろ果汁では物足りなく感じてしまうし、
ざくろがあれば仕入れたくなってしまうんですね(笑)。
「ざくろのジュースある?」と聞かれればまた嬉しくなって
せっせと買ってきてはざくろの実をもじるシーズン到来です。
ざくろに謳われている効能ですが
その1、一般的には美肌、女性ホルモンなど美容によいそうです。
その2、白龍ではお客様の記憶に残る味。自家製100%果汁がおススメです。

● 11月の季節メニュー
・ざくろ果汁100%ジュース 1杯470円
スタッフの愛情と美しくなる栄養素が詰まっています。
写真はこちらです。
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ざくろの果実、黄色い柚子と一緒に
手前のグラスは絞った果汁。後ろのグラスにはもじったザクロの粒たち。

・柚子入りワンタンスープ  550円 (ワンタン5ヶ)
青い柚子に続いて黄色い柚子の季節ですね。
「柚子と青唐辛子のタンメン」同様に醤油ベースのスープに
ネギと刻み柚子、豚ひき肉を使ったワンタンが5ヶ入っています。
ピりリと辛いのは挽肉に練りこんだ特製唐辛子です。
サイドメニューとしてスープ代わりにも、お一人様にも丁度よいサイズで好評です。
写真はこちら。
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● 会員様特典
お食事いただいた会員の方に、ソフトドリンク(ざくろジュースを除く)
またはデザートを一つサービスさせていただきます。
こちらのサービスは11月末日まで有効です。
スタッフまで会員様であることをお知らせください。
今月の配信画面を見せていただくかプリントアウトしたものでも結構です。

● 11月の営業予定
通常通り月曜定休で営業いたします。
23日(祭・金)のランチタイムは定食がなく、
通常メニューでの営業となりますのでご了承ください。
次号は11月15日(木)にふうちゃんから配信予定です。
配信エラーにより、届かないことがございます。
2日間過ぎても届かない場合は
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今日のメニュー
● ある日のまかない その1
● 2月の季節メニュー2点
● メルマガ会員様特典
● 2月の営業予定

● ある日のまかない その1
白龍トマト館は江原町に移転して今年で10周年をむかえます。
10年間、欠かさずランチタイムの後にまかないを頂いています。
2時半頃になると焼き魚だったりカレーとかソース焼きそばとか
中華とは違う匂いの中に居合わせた方もいらっしゃるはず。
匂いには目をつぶっていただきたいのですが
「いつもまかないが美味しそうね」
と興味深々に質問を受けることが多いので、
時々「まかない」をご紹介していくことにします。
今回は「ゆず飯のせいさい菜巻きとコーンスープ」(他・飛騨のラーメン付)
写真はこちらです。
https://www.tomato-tanmen.com/whitedragon/12-02-01/
せいさい菜は山形の青菜でピリッとからい青菜です。
塩漬けが有名で冬の短い時期に登場するお漬物。
同じく冬の代表果ゆずを刻んで白いご飯に混ぜて、
お醤油で風味付けたママさんお得意のゆず飯。
一口大に握ったら、せいさい菜を広げてくるみます。
お漬物の塩気とふんわり香るゆず飯が丁度良くて
「ん~おいし~。」
コーンスープは、沖縄県産の生トウモロコシが売っていたので
昔祖母が作ってくれたコーンスープを再現して飲みたい!
と作ったもの。タンメンのスープにトウモロコシを摺り下ろして
とろみをつけて卵を落とすという中華コーンスープの定番。
でも、ホールコーンと違うこの甘さ控えめの生トウモロコシがポイント。
祖母の思い出話にママさんの雲行きがあやしい。
よくよく尋ねてみたら、
「それ私が作ってあげたのよ」
あれれ、記憶違いですみません。おふくろの味でしたか。
でもとろ~り温かいスープをれんげでひとすくい。
ゴキゲンも直って「はふ~、おいしい。」

● 2月の季節メニュー2点
・ゆずワンタン 550円
柚子の香りとピリリと辛い味付けが好評のワンタンスープです。
スープがわりにサイドメニューとして、お酒の後のしめとしても
ぴったりです。

・塩卵と菜の花の花山椒タンメン 1080円
今年は1月の下旬から始めています。菜の花のほろ苦さと
山椒、クミンなどの香る塩卵がタンメンスープにとても合います。
タンメンスープにも花山椒をきかせています。
写真はこちらです。
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● メルマガ会員様特典
・ソフトドリンク1杯(レモネードを含む)
・杏仁豆腐
・手搾り果汁100%「生のザクロジュース」
のいずれかサービスさせていただきます。
お手数ですが、ご注文の上、会計時に
携帯でメルマガを表示して見せてくださるか
プリントアウトしたメルマガ原稿を
店員にご提示ください。

●  2月の営業予定
今月は通常通り月曜定休で営業いたします。
なお、11日(土)は祝日のため
ランチタイムも通常メニューのみのご提供となります。
ご了承ください。
次号は2月15日(水)にふうちゃんから配信予定です。
お楽しみに。
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